フランス料理のコンテストで賞を獲得したシェフが2024年2月にオープンしたベーカリーが浜松市中央区にあります。フランス料理の技術を駆使したクロックムッシュは、パンの枠を超えた逸品でした。
浜松市中央区の広小路通り「板屋町」の信号を西へ。10分ほど進んだ先に「ブーランジュリー タニグチ」があります。
本格派のパンと日本食材を融合させ、オリジナルの商品を生み出しています。
まるで本格フレンチ! サバを使ったこだわりパン
ブーランジュリー タニグチの“自慢のアレ”は「サバのリエットとほうれん草のクロックムッシュ」。
表面を覆うほうれん草のベシャメルソースの下には、リエットというサバを使ったパテやハム、モッツァレラやチェダーチーズがたっぷり!
リエットとは、フランスの伝統的な保存食のこと。「ここでしか食べられないものを」と考え、サバを使用しています。
リエットにはサバの臭みをとるため、レモン汁やクミン、ニンニクなどを絶妙な配分で加えています。
これで、サバのおいしさだけが際立つ仕上がりに。
伝統的な製法で作るパンは、小麦粉、塩、酵母、水の4種類だけで作ります。
シンプルな分、高い技術が必要ですが、 これが小麦の味を引き出しているんです。
パンの上にはホウレンソウのベシャメルソースをトッピング。野菜の甘みが感じられ、優しい味わいが広がります。
間に挟まっているのは、ハムとチーズ。クロックムッシュの伝統的な作り方に則っています。
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食べた番組スタッフ全員から大好評を得たのがタニグチのパン。オーナーシェフの谷口さんは、今後、パンのコンテストでも賞を狙っていくそうです。
■店名 Boulangerie Taniguchi
■住所 浜松市中央区広沢3-26-7
■営業時間 6:00~17:00※売切れ次第閉店
■定休 日・月
■問合せ 053-523-7707
※この記事は2024年4月13日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
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